【土屋尚史】デザインとビジネスの越境人材がさらに増える
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元旦からNewsPicksに2019年大予想インタビューが掲載されました!2018年は特許庁と経済産業省から「デザイン経営宣言」出て、2019年はさらにビジネスシーンでのデザインの存在感は高まっていく事になりそうです。
ビジネスとデザインを越境できる人材はまだまだ市場に多くありません。感度が高い若手の経営コンサルの人材はMBAではなくデザインスクールに修士を取りに行こうとしている人も出てきています。
それと同時にしっかりとモノを作れる人材、デザインの組織をマネージできる人材もさらに重要性が高まっています。
2019年はビジネスシーンでのデザイン活用の事例がどんどんマーケットに出ていきそうですね。そもそもビジネスにおいてデザインがプレゼンスを失ったことなんてほぼないと言って差し支えないんじゃないかと思います。特に成熟した市場において、広義のデザインは大きな競争要因となる。
これがワークしないのは、開発側の発言権が強かったり、意思決定者にデザインの素養がなかったりといった組織的な要因によるものと考えられます。
「デザイン大事だよね」「そうだよね」とか言ってないでみんな勉強したら良いと思います。
というわけで自著『デザインにセンスはいらない!: 知るだけで差がつくデザイン講座』。1時間くらいで読めると思います。笑
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06XBHBCZN/日本は、“イノベーションごっこ”や“デザインシンキングごっこ”から抜け出す方法をずっと探っているように思います。
「デザイン思考」という言葉が一人歩きしていて、明確な定義を答えられないまま、確かに”ごっこ”から抜け出せていないように思います。
面白くて斬新な発想から製品を生み出しているのは、デザイナーを生み出す教育機関が、美大や芸大出身の方が多いですが、美意識はデザイナーじゃなくても持っていないといけないものなんだろうなと思います。