20年新卒採用、大企業は好調 中小企業は苦戦の見込み 売り手市場で広がる格差
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売り手市場だからいい就職ができるのか?
そんなことはないですよね。新卒一括採用で、大企業複数社から内定をもらって、選んで入社しても、外れることもあります。
企業は内定辞退の対応だけではなく、ミスマッチなどという理由で辞めていくことも前提にして採用します。
エントリーシートを使わず密度の高い採用を行なっている企業にトライするのもあり。面接も丁寧に行われるので、就活生側もじっくり見極められますよ。
中小企業は、大企業で苦労した人材を採用すればいいので、新卒採用にこだわる必要はない。20代の転職希望者は増えているはずです。本当に優秀な人材を採用するには、企業はランチェスター戦略を取らないと厳しい時代になりました。
特に中小企業は、早いタイミングで意思決定者が市場感をしっかりと理解した上で、人的金銭的リソースを割く決断が問われています。
また、新しい採用手法にチャレンジをして、自社ならではのノウハウを蓄積していくことも大切です。ジョブローテーションで回すのが年々難しくなる事は、少子化で明らかです。
その為にも、人事が採用をするのではなく、社長直轄のタスクフォースチームを作るのか、配属先毎に採用業務を採用担当者ごと移管するのか。自社にあった組織作りも求められています。新卒にこだわるのは意味不明と思う人もいると思いますが、新卒市場はこだわってでも参入する合理性がある採用市場です。まず、どんなに優秀な人でも無職で職探しをする大移動チャンスなのでここで手を挙げない会社は本質的には優秀人材をそこまで必要としてない可能性が高いです。
新卒で接触できる優秀人材の何割かは、1社目で大活躍して昇進、自分で起業もしくは知人の創業チームにジョインなど、いずれにしても転職市場には出て来ずもう中途採用では採用チャンスがない層になっている構造もあるので。