男女平等、日本は110位 18年、賃金格差縮小でやや上昇
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まぁすごーく簡単に言えば、この問題は女性という生き物の日本における「生存戦略」なのだと思います。
日本における女性というのは、生きていくのに、「仕事ができて有能」よりも「愛されて可愛らしい」ほうが、より有利に生きられます。
人間も生命体として、より有利に生きるための戦略を選択するように出来ています。「利己的な遺伝子」理論でいえば、より有利に自分の遺伝子を後世に残すため。
ここで、「あれ?愛されて可愛い、と、仕事ができて有能、は、二律背反するの?」という疑問が浮かぶと思います。
答えはYESです。
実は、男性の好感度は仕事の有能さと「正比例」するが、女性は「反比例」する、という実験結果があります。
シェリルサンドバーグさんの著書で紹介されて知った方も多いかも。
このジェンダーバイヤスが日本は「強め」なのだと思います。
結果として、生き物として、より有利に生きるために日本のメス、いや、女性は「好感度」のほうを選ぶことが生存戦略上、多くなります。
▼仕事の業績と好感度についての実験結果
2003年に、コロンビア大学経営大学院とニューヨーク大学の教授が共同で、ある実験を行った。ハイディ・ロイゼンという実在の成功した女性起業家のケーススタディーを用い、学生のうち半分には「ハイディ(女性)」のまま、残り半分には人名を「ハワード(男性)」に変えて、全く同じ内容を読ませた。
読んだ後、学生にアンケートを取った。すると男女の学生どちらも、両方のケースに対して「立派な業績である」と評価したが、「ではこの人を好きか」という質問に対しては、ハワードの方が圧倒的に好感度は高かった。全く同じ内容であるにもかかわらず、ハイディに対してだけ「自己中心的である」といった印象で、「自分の部下としては雇いたくない」といった回答が目立ったという。
繰り返すが、男女どちらの学生からも同じ傾向なのである。「社会的に成功する」ことが、男性では好感度をプラスする方向に働くのに、女性ではマイナスになってしまうのだ。
サンドバーグは、著書の中でこの話を紹介し、アメリカにおいて女性がリーダーになることを阻む現象の多くが、この事実に根差していると指摘する。出ましたね。数字で出たんだから、感情論じゃないし、「実感値としてない」とかは言い訳になりませんので(ないなら、無意識に差別してるor我慢してる当事者の可能性が高いと言うだけ)ちゃんと受け止めましょう。
149カ国中110位で、男女差別のイメージのつよいインド(108位)より下です。立派な途上国ですね。企業も政府も色々取り組んでいますが、一朝一夕では変わらないので、こんな感じかな、という印象。
他のテーマでは的確なコメントの多いNewsPicksユーザーのコメントに少々驚きました。
そういう社会規範も反映されてのこの数字かなと思います。