株式公開活況91社に 18年国内、企業生む力高まる
日本経済新聞
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世界的にマクロ市況や株式市場・未上場調達環境上の理由から、どの国でも上場が増えています。日本も大同小異な状況でしょう。
但し日本の市場は閉じたり開いたりが極端、どういう景況においても安定した上場基準でもって、企業がいつでも手段として活用できる状態にしておくべきだろうと思います。
また、そろそろ量の議論から質の議論へとメディア含めて日本のIPOについてはシフトすべきだろうと思います。
だいぶ上がってきたようではあるが、やはり世界に比べて日本のIPOはかなり、小粒・早熟・低成長の3点セット。功罪半ばではあるが、グローバルスケーリングがからきし弱い日本企業の特性を構成している一要因だろうと考えられます。
蛇足ですが日経はなぜ株式公開、というワードを使うのか。
昔は店頭登録制度とうものがあり公開という言葉は一般的に使われていたし、上場と違う意味があったが今は同じ。そして今は使う人はほとんどいないと思います。上場に統一が普通かと。CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)のように、大企業が支援する事例が増えていることは喜ばしいです。かつて東京タングステンの敷地のプレハブでSMCが立ち上がったのを想起します。
一方で、銀行による公開前ベンチャーに対するデット支援において、代表者保証であったり、長期元本返済不要資金供給などが依然としてアントレ阻害要因になっていることも課題として認識すべきでしょう。2005年にワールドの非上場化に関わり、今年、再上場。当時、再上場はないと言われていましたが、世の中、変わるものです。感慨深い。しかし、IPOが増えることは、いいことだと思います。