来年度予算101.4兆円 税収最高、国債9年連続減
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現在はデフレーションなので最低でもあと15兆円の国債発行を5年連続で行うべきだ。ここで1兆円も減らす意味が解らない。デフレーションが深刻化する。
「政府の借金は、いつか国民が返さなければならないのではないか?」と考える人もまた多いが、そのような主張は恐らく国債の償還方法を知らない無知さから来ている。
通貨発行権を持つ政府の自国通貨建ての借金は、国債の償還と共に通貨に交換されるため、本来、国民が返済する事はあり得ない。
消費増税を行い、その税収をせっせと政府の借金返済に充てる政府が狂気のレベルで異常なだけだ。
国民が返済しなければならないのは外国からの借金のケースだ。
また「誰かの借金は他の誰かの資産」であるから、「政府の借金は国民の資産」。
資産の意味は、それを保有する事にあるのではなく、資産から生じるインカムゲインによる。
即ち、国債の場合はその利子だ。
国債の利子により、国民は、保険サービス、年金サービス、銀行サービスなどを享受している。国債が減るという事は、他に安定的な資産が無い限り、これらのサービスが低下する事を意味する。
インフレ期には民間への投資が安定的な資産となるため、国債を日銀に売却して得た資金を民間への投資に充てる事で上記サービスが向上していくが、デフレ期には誰もカネを借りないので国債を安定的な資産とするしかない。
デフレ期なのに、蓮舫議員が主張するように「政府は早く国の借金を返済するよう努力すべきだ」のような事をやれば、当然、国民は資産を減らされてどんどん貧しくなっていく。デフレ対策として、補正予でプラス10兆円以上を最低3年はほしいところ。
まあ残念ながらそんなことはされずにむしろ消費増税をやってしまい経済をどん底に突き落とすのでしょうけど、今の日本は。ポイント還元策の予算はすべて、社会保障に
つぎ込んでこそ、意味があるというのに、
民間企業に混乱と手間を、国民に少しでも
得したいという浅はかな思いを届けるとは、
政権が如何に人を馬鹿にしているのかと
悲しくなる。