仏ルノー、日産自に臨時株主総会の早期開催を要請-関係者
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私は88計画未達以降事業成果の乏しいゴーン体制を温存させてしまった日産のガバナンス体制、それも監査・報酬・指名のいずれの機能にも問題があったと理解しています。
今の取締役会の椅子争いを続けても実は少ないので、まずは箱を作り直す抜本改革を目指して欲しいと思います。取締役会として、十分なガバナンスが効いていなかったことが、本件の一つの背景。
Renaultとしては実働可能な自社の取締役を送りたい意図はあるだろうが、一般株主にとっても、株主総会を経て取締役会がちゃんと機能するようになることは重要な論点。
臨時株主総会が開かれるか、もしくは膠着して6月の定時株主総会までもつれ込むのか。また強硬すぎる提案をすれば、日産としてはRenault株を25%まで買い増して議決権を無効化するということもありえる。一方で、両社の対立やそれに伴う行動が、一般株主の利益にどれだけ資するのか。アライアンスも、ガバナンス課題はあるし、日産がフェアに利益を取れているのかという論点はありつつ、規模含めたメリットもあるのは事実。それらが、どう一般株主に判断されるか。