25年までにレジ袋全廃をと国連 日本、難しい対応迫られる
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注目のコメント
直近の国連のプレス記事を見ると、確かにやる気満々ですね。
https://news.un.org/en/story/2018/12/1027571
関連産業だけでなく、消費者の行動、背景としての規範にまで変化を求めるものですから、
「海洋のプラスチック→食べる魚に被害→その魚を食べる人間に被害」
の後段について、どこまで人々が共感できるか、気候変動と同様の大きな潮流を作れるかがまずは鍵ですね。
そうした盛り上がりがある中で、政策動員や、産業の取り組み、消費者の行動変革が続く(社会のルールが変わって行く段階)。
すったもんだしている内に、新しい技術への開発が加速し、イノベーションにより解決されることも期待したいです(海水に完全に溶けて無害化!的な)。
※こうした「潮流 / 社会ルール / 技術」の3層の連動でイノベーションが起こるという考え(経済社会レベルでの技術シフトをもたらす動学について)は、Geels (2002)の論文に基づいています。幅広い領域に応用できる、イノベーションの文脈では有名な論文です。
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0048733302000628いちおうプラゴミの問題を「海洋汚染」に絞って話をするなら、海洋投棄をしない国がいくらプラスチックを減らしても、海洋投棄をする国がプラゴミをガンガン捨ててたら全体として効果があがらない。
海洋汚染でもマイクロプラスチックに限定して話をするならアパレルの化学繊維がかなり影響してるらしいから議論されないのは変。
またプラゴミ削減に限定して話をするならストローなんて小さなものは無視してペットボトルが議題にあがらないのは不自然だと思う。
そして「みんなでそれぞれ頑張りましょうね」って言ってる感じが僕には滑稽に見えていて、それよりどの国が何をどれだけ排出してどれだけ海洋投棄してるのかデータを調べつつ議論すべきだと思う。昔割り箸論争っていうのがありましたよね。
洗って使う箸と使い捨ての割り箸のどちらが環境に優しいのかという論争。
洗って使うということは、水の汚染は避けられない。また、水が潤沢にない国は外食産業が廃れることもあるかもしれない。
一番の争点は適切に廃棄物の処理がされているか否かというところ。
割り箸論争と異なるのは、森林資源か水資源かというリソース問題の議論ではなく、廃棄物が海洋汚染になっているか否かの廃棄物に対する論争であること。
一部の人は守っていませんが、海外の人が日本のゴミ分別回収を見たら驚くのではないでしょうか?
ポイ捨てに対して何の罪悪感もない人が一定数いることは確かであり、それは否めませんが。