世界の4分の3を占める中国の「AI投資」と今後の課題
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圧倒的なデータ量を持つ中国ならではだよね。人の画像認識に関してはアジアとヨーロッパや米国はそもそも年齢推測等の判定の制度が異なる。なので、アジア人に強い画像認識のAIやヨーロッパ、アメリカ人に強い画像認識のAIとか出てきている。中国系が強いのは圧倒的なデータ量と資金力。
これはブームです。時流です。
ただし、古代人は行っています「時流に乗るものは、時流と共に滅びる」と。
だから、過剰反応する必要はありません。これからガートナーのハイプサイクルでも、AIは幻滅期です。
幻滅期にも、本物をぶれずに追求する人は、その後の本当の時代に果実を得ることになります。本物と時流に乗ったニセモノを見分ける目が今こそ求められます。その覚悟が求められます。この5年くらいでAIがこれほど注目されるようになったのは、ディープラーニングのブレークスルーがきっかけで、そしてディープラーニングの適用が今一番進んでいるのが画像認識と音声認識の領域だから、そこに投資が集中している、というのはある意味当然だとも思います。
また、画像認識はオンライン金融サービスの本人確認向けに、音声認識は多用されるボイスチャットに、どちらも商用での利用シーンが中国ではすでに明確に存在していたことも、これだけ投資が集中している背景にあります。
ハード、チップは確かに米国にはまだ追いつけていませんが、アリババやレノボがディープラーニング専用のプロセッサを開発するCambricon(寒武紀)という中国スタートアップに100億円超を投資したり、バイドゥもXPUと呼ばれる同様のプロセッサを発表したりといった動きも、出始めています。