三越伊勢丹、化粧品の「ZOZO」になれるか
日本経済新聞
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リピート顧客が多く、メーカーのチャネル戦略が未だに百貨店を特別枠としている化粧品は、三越伊勢丹のEC戦略として筋は良いと思います。
まず、地方都市や深夜時間帯の潜在需要が取れます。
これに加えて、きめ細かな在庫管理、対面販売に匹敵するCRM(購入履歴に準じた美容情報等)、越境EC対応(中国で買える)が加われば無双な気がいたします。個人的にECはかなり使う方だと思いますが(洋服と家具はほぼEC)化粧品、特に値段の張る基礎化粧品は、ほぼリピートしているだけにもかかわらず、なぜか百貨店を始めとする店舗で買ってしまいます。しかも店員さんとはなるべくしゃべりたくないし・・・非合理的消費活動。。
ECで買えるのはもちろん知っていますが、amazonだと偽物を摑まされそうでなんとなくこわい。(いや、公式ショップがあるのも知ってるんですよ、それでもなんとなく。。)
かといって公式ECも会員登録が面倒。それで結局何となく店舗に行き続けてるんだと思います。
なので三越伊勢丹の名前で化粧品ECをやるのは結構筋がいいと思いました。化粧品ブランドが今それぞれECサイトを持ってますけど、ECサイトのメリットとして簡単決済ができるか、そして選択肢が多いのか(まとめ買いの人々からするとですね)が大事ですよね。そのため「化粧品のZOZO」ができると喜ぶ人はたくさんいると思います。ただ、やっぱり化粧品は試してみないとなかなか購入まで至らない独自な特徴があるマーケットですし、特にデパートコスメは値段が高いので購入するまで慎重になる人も多いから難しいところがあるでしょう。いろいろ計画していると思いますが、ECサイトに誘導させるようないろんな工夫がカギだと思います。