アジア攻めるNetflix、日本作品は生き残れるか 首脳部に直撃
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映像配信の巨人、Netflixのアジア・日本戦略について、アニメ・映像ジャーナリスト数土直志氏がシンガポールで幹部に直撃しました。
Netflixという多国籍展開する大企業の戦略以上に、ここで問われているのは日本発の映像作品の立ち位置です。
映像配信全盛の今、国内市場だけでなく世界に通用する映像作品作りに各国がしのぎを削っており、必ずしもハリウッド産でない作品も影響力を強めています。
「とにかくANIMEは外国人に受けているんだろ」と思ったら大間違いで、海外の制作物の質がどんどん上がる中、日本勢はこれまで存在感のなかった実写ドラマでも今後は海外評価を念頭に入れたモノ作りが求められるのかもしれません。
視聴者や消費者のつかない作品は、当然ですが消えるしかありません。アニメの「円盤」の消滅可能性を問う前回記事http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1811/13/news037.html
とともに、ぜひお読みいただければ幸いです!単純に日本の中に世界の人の心を震わせるだけのコンテンツが少なくなったということ。
日本は世界中から揶揄されている変態の国。四方を海に囲まれ、八百万の神に護られた変態たちが、ありえないような社会制度の中で生きていかざるを得ないからこそ、度肝を抜くようなコンテンツが登場する。
やれグローバリゼーションだ、オープンだ、フラット化だ、ティールだ、インターネットだ、ベンチャーだ、スタートアップだとか言いながら、握手して相手の肩をたたき合うカッコで表面上を取り繕って、本来の変態としての姿を隠してしまった。いや、無くしてしまったと言った方が適切かな。
もっと陰湿にジメッとした、元々持っていたものを暗く、暗く、闇の中から、孤独の中から生み出していく。そういうことを執念深く追求した方が良いと思います。はい。Netflixのコンテンツ見てるとホントに金掛けて良いもの作ってるなぁ、と思う。でも当たり前だけどそれ以上にそれを補えるだけの課金ユーザーが居るわけであって、Netflixはコンテンツを生み出すエコシステムを正しく構築していて素晴らしいと思うのだけど、生き残れるコンテンツは世界基準になってよりハードに。なんでもwinner takes allですなぁ...