[6日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカーのテスラ<TSLA.O>は、3月に償還期限を迎える転換社債の保有者が転換を選択した場合、株式と現金を50%ずつの比率で組み合わせて償還する見通しだ。ブルームバーグが6日、社債保有者への通知の写しを引用して報じた。

報道によると、テスラは9億2000万ドルの転換社債が来年3月に満期を迎える。

現金と株式での支払いは、これまでキャッシュバーン(手元資金の減少)に苦慮してきたテスラが持続的な収益確保の軌道にあることを示唆している。

テスラは報道についてコメントを控えた。

テスラが第3・四半期のフリーキャッシュフロー(FCF)が8億8100万ドルと黒字になり、マスク最高経営責任者(CEO)は、今後は全四半期でキャッシュフローと損益の黒字が可能だと述べた。[nL3N1X46SP]

リフィニティブI/B/E/Sのデータによると、第4・四半期のFCFは3億9000万ドルと予想されている。