まだ、リーダーシップを「引っ張ること」だと勘違いしていませんか?
コメント
注目のコメント
あるあるですね。部下、もうこの言い方が嫌なんですけど、チームメンバーを自分のアシスタントと思ってしまう。「自分」に属していると勘違いする。で、ウチの子、とか言っちゃう。
最近はこの逆もありますよね。引っ張らない。前述の反動というか。「でも、上から押し付けちゃいけないんですよね」みたいな。で、メンバーから「クリアじゃない」とか言われる。
最終的にメンバー育成も含めたその組織・チームのゴールやミッションを果たすために最適なスタイルは何なのか。バランスもあるでしょうし、ケースや組織状態、メンバーの能力や成熟度にも依る。
結局、この辺をじっくり急いで見極めることがポイントのように思います。その過程で信頼関係も生まれますしね。「引っ張る」じゃなくて「押し上げる」リーダーになる。
押し上げると言っても、強引に突き上げたりするのではなく、成長していくのをサポートして、結果的に部下が高みに行くということ。
ディズニー在籍時に、ディズニーストアの組織図を見せてもらいました。ゲストに接するキャストが一番上で、社長が一番下、つまり逆三角形でした。
ピラミッドの頂点に社長が君臨するのではなく、すべての人を支えるという意識です。あるあるネタですね。あるあるネタを通り越して、ここで語られている駄目な例を良い例の様にリーダー教育している会社も多いのではないでしょうか。
昨日の記事「「カノジョ手当」を息子に支給する父親の思惑(https://toyokeizai.net/articles/-/252777)」に書かれている父親像が、理想のリーダー像なのかなぁ、と感じています。仲間を信用することを前提に、同じ立ち位置になるとこから始めないといけないですね。
ちなみに、上司に求めることは、欲しい情報を社内中からかき集めてくることと、承認フローを速攻で回すことのみです。部下が上司を道具の様に扱う、これはこれで健全な関係だと思いますよ。
(追記)
上司に頼りたいことを考えてましたが、やっぱ無い(笑)。チャレンジの後の謝罪を期待したいとこですが、謝罪1つ取っても、上司経由より個人で済ませた方が早いんだよなぁ。