G20で強調された「女性の視点」。「ジェンダー主流化」を各国首脳に認めさせた「W20」
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注目のコメント
日本の女性活躍は本質的なところになかなか迫れていないからこういった外形的な圧力もパワーに変えて行きたい。なにせイコールペイデイも先進国で最も遅く、女性進出の遅れも先進国随一の国日本なのだ。
しかし、昨今見受けられるのは、女性を形の上だけでも引っ張り上げておかないと!という施策。意図が見えてしまうと…鼻白む。
そもそもどうしたら女性が活躍できるのか?まずは例えば結婚しても産んでも男性と同じように制約受けずに動ける体制(シッターさんがもっともっと普通になるとか)もしくは男女ともに同じ制約となること(育休取得率が男女同じになるとか)が当たり前となる体制の整備だろう。
家事労働時間の分担や育休については、男性も女性も同じくらい普通に休んだり動いたりするのが当たり前だ、という文化の醸成が必要だと思う。そのために大事なのがまず教育と、それから所属する組織や企業の文化。霞ヶ関、特に文部科学省の担う役割は大きいと思うのですがねぇ…G20サミットの日本の主要メディアでは、このような重要な宣言があったことはほとんど報道されていなかったように思います。
治地れんげさんがコメントされているように、日本のメディアがトランプやマクロンに関するゴシップ的な内容ばかり。貿易摩擦、保護主義を報道するのみにとどまったことについて、参加したNGOから批判の声が出ているという記事もありました。
https://news.yahoo.co.jp/byline/matsudairanaoya/20181203-00106357/
W20の存在と活動を私もこの記事で初めて知りました。来年の大阪サミット開催に向けて、W20日本が引き継いで、共同宣言をまとめていくそう。もっと広く知られ、注目されるべきと思いました。「女性は太陽であった」母系制の太古の時代から、男性原理が主流となって久しい歴史の中で、いよいよその行き詰まりが露わになってきているのでしょう。
でも、大局的な視点から本質を論じてくれるなら良いのですが、表面的な「"女性活躍推進"グローバルで話題だぞ版」になりそうな気がします、来年のサミットは。そうならないことを祈ります。