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注目のコメント
シカゴ大MBAホルダーの侍留啓介氏は、ビジネスパーソンは、ビジネス知識を身に着けようと、いきなり専門書を読もうとすると挫折する。基本に立ち返って、高校の教科書や参考書などを学び直すことで、ビジネスの前提となる知識を身に着けてからが良いと指摘。
自身が開発した、高校の教材を使った「3段方式勉強法」をレクチャーしてくれました。その影響を受け、私もさっそく「倫理」の教材を買ってみましたが、侍留さんが「日本の教材のクオリティは最高。次に期待できる輸出商品になる」と言うだけあってすごい網羅性、品質だと実感しています。今回の記事は、高校の教科書や参考書、問題集を使ったビジネスパーソンの基礎知識の身につけ方というテーマでした。
視点を変えるだけで様々なビジネスシーンに応用できるとのこと。
例えば、高校の「倫理」の教科書や参考書は、組織をマネジメントする上で必要な人心を知るという文脈で極めて有効であり、「無茶な要求ばかりをしてくる上司」の行動は、フロイトの精神分析を知っているだけで客観的に捉えることができ、怒りに感情を支配されることを防御してくれるとのこと。
最後に筆者は、「共通の知識のベース」の重要性を説いて締めくくっています。
”ここまで、高校の教科書や参考書、問題集を使ったビジネスパーソンの基礎知識の身につけ方についてお伝えしてきましたが、最後に言っておきたいのは、私は高校の教科書レベルの知識でビジネス知識が足りるとは思っていないということです。
ただ、ビジネスパーソンなら知っておくべき、「共通の知識のベース」がないままに、各専門分野の深掘りのみに終始してしまうと、各論ばかりが飛び交うことになり、本質的な問題解決にはなりにくいため、是非、今一度、高校の教科書レベルに立ち返り、基本的なビジネスの知識のアップデートをしてみることを強くおすすめします。”タイトルに合意するのだが、「学べる」と「使える」は違うと思う。
「学習量」という言葉が記事冒頭に出ているが、そこがキーだと思う。
ビジネスにおいて重要な点や概念は、たしかに高校の教科書までで習うことで一定できるのではないかと思う。一方で、実際にそれを理解し、扱うためには場数が必要。場数というのは実際に使ってみることや、各論について勉強して「結局、本質はここだったのね」と基礎についての理解がしっかりできること。
この点において「答えがある領域」は日本の小学校の教育はとても優れている。一方で「答えがない領域」については弱い(答えがないから議論が必要だが、それを生徒同士や先生対生徒であまりできていない)と思っている。そしてビジネスは答えがない領域が多い。
そして、それが「学べる」と「使える」の違い。答えがない中で、価値観によって答えが違う中でどういう風に前提となる基礎を合わせつつ、差異部分を議論するか。そして元々は違う考え方をしていたなかで決まったら執行力が重要で、そこまでどうお互いに持っていくか。そこの実際のビジネスの部分の学びの部分まではないかなぁと思うし、教育の仕方全体で取り組んだ方がいい領域だとは思う。
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