[21日 ロイター] - ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>傘下の米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが公表した21日までの週の国内石油掘削リグ稼働数<RIG-OL-USA-BHI>は前週比3基減の885基となった。減少するのは3週間ぶり。感謝祭のため、データは通常よりも2日早く公表された。前年同期の747基からは増加した。

稼働リグの半分以上が、国内最大のシェールオイル産地パーミアン盆地のもの。ここでの稼働数は、2015年1月以来の高水準だった前週と同じ493基。

米金融サービス会社のコーウェンによると、同社が調査している探査・生産会社の2018年の設備投資額は全体で900億ドルとなる見通しで、17年の722億ドル(推定)から25%増加するもようだ。

米投資銀行パイパー・ジャフレーのエネルギー部門、シモンズのアナリストは、18年の石油・天然ガス掘削リグ平均稼動数を1031基、19年は1092基、20年は1227基と予測。17年は876基だった。

年初来の石油・天然ガス掘削リグ稼動総数は平均1027基となっており、18年通年では平均1862基だった2014年以来の高水準を記録する見通し。

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