阪大、iPSで小腸上皮細胞作製 薬剤開発に活用も
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続々とiPS細胞を用いた研究結果が報告されてきますね!
小腸は比較的病気の少ない臓器の一つですが、多くの栄養素や薬剤を吸収する重要な臓器でもあります。肛門や口から距離が遠く、カプセル内視鏡が汎用されるようになるまでは観察の難しい臓器、という位置づけでもありました。
小腸上皮細胞の作製と活用により、記事にあるように小腸における栄養素や薬剤吸収のメカニズムの理解がより進む可能性があります。
病気が少なく、非常に長い臓器で一部を失っても十分機能するため、他の臓器と比較して移植を必要とする患者数は限られます。例えば小腸切除後に栄養素の吸収不良を起こす短腸症候群など、比較的まれな疾病が挙げられます。
ゆえに、移植を見据えた臓器再生よりも、薬剤開発、基礎研究の目的が大きくなるでしょう。薬剤開発とiPS。これは素晴らしい流れ。
不老不死は難しいかもしれないけど、寿命は間違いなく伸びていく。
社会システムもそれに合わせていかなければだけど、そこは全然追いつかなそう。