国交相、飲酒不祥事で立ち入りも 日航と全日空に
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パイロットの飲酒については、国ごとに基準が定められている場合もありますが、国際的な基準値はなく、ICAOなど国際組織でも特に基準を定めてはいません。ロンドンでJALパイロットが逮捕された事例では、イギリスが国として定めた基準を大幅に超過したとしてイギリスの法律で処罰されますが、日本の航空法には酒精飲料の影響下での勤務は禁じているものの具体的基準はなく、今後同種事例に対応するためには法改正も視野に入れなければなりませんし、これに違反したパイロットへの行政処分についても詳しく検討する必要があります。
また、大手二社への立ち入りについては、特にロンドンでの事例がそうですが、パイロットがいくらでも言い訳をすることができ、それが通ってしまう環境であることを重く見ているものと考えられます。すでに提出されている再発防止策について、どの程度実効性があるのかを検証する目的があるものと見られます。IATAあたりが、スタンダード指針みたいのを作っているんだと思っていました。
不謹慎だなぁと内心思いながらも、この手のニュースが出るたびに、映画Independent Dayで宇宙人のアジトに出撃するシーンを思い出します…