[15日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラ<TSLA.O>のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は15日、セダンタイプの「モデル3」について今月中の受注分は年内に納車すると表明した。

テスラ車の購入者が受ける連邦政府の税額控除は、全額の7500ドルが維持されるのが、同社の米国内販売台数が20万台に達した7月から半年間のため、12月末が期限だ。その後は控除額が段階的に縮小され、最終的にゼロになる。

マスク氏は「当社は11月30日までに注文を受ければ、12月末までに確実にモデル3を納車できるだけのトラック輸送能力を確保した」と述べ、東海岸向けでは鉄道からトラックに運搬手段を切り替えたことで、納期を1カ月短縮できたと説明した。

同社は以前、10月15日までの注文なら年内納車が可能との見方を示していた。