【独占】ライザップ瀬戸・松本が語る「赤字転落と不仲説」の真相

2018/11/15
ライザップが揺れている。
11月14日に開催された2019年3月期中間決算の会見は、瀬戸健社長の謝罪から始まった。
神妙な面持ちで壇上に上がった瀬戸社長の表情には、いつもの笑顔はなかった。
ライザップはこれまで、赤字企業を買収し、再建をすることを成長ドライバーに掲げてきた。しかしここにきて、買収企業の不調が顕在化。ライザップ本体の利益を圧迫してしまっている。
その結果、2019年3月期の売上高予想は、2500億円から2309億円に、営業利益に至っては、230億円の黒字から33億円の赤字に下方修正した。
さらに、経営幹部と今年6月にCOO(最高執行責任者)に就任したプロ経営者の松本晃氏との間で、「対立」が噂されている。
10月には瀬戸社長と松本代表取締役が、それぞれ CEO(最高経営責任者)とCOOから外れた。
これまで、急成長を遂げたベンチャー企業としてもてはやされてきたライザップに、一体何が起こっているのか。
NewsPicks編集部は、決算会見の直後に、瀬戸社長と松本取締役を直撃。経営悪化と「対立」の真相に迫った。