[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米国時間の取引で原油先物の下げが加速。北海ブレントが70ドルを割り込んだほか、米先物は7.1%下落し、1日の下落率としては3年超ぶりの大きさとなった。ヘッジファンドの売りが出たほか、世界需要の弱含みや供給過剰への懸念が根強い。

13日の清算値は、米WTI先物<CLc1>が4.24ドル安の55.69ドル。過去最長の12営業日続落となり、昨年11月以来の安値に沈んだ。

北海ブレント先物<LCOc1>は4.65ドル(6.6%)安の65.47ドル。1日の下落率としては7月以来の大きさとなった。

WTI先物は10月初めの高値から28%、北海ブレント先物は25%下げている。

トレーダーは、石油輸出国機構(OPEC)に減産しないよう求めたトランプ米大統領の投稿を受けた前日の下落が続いていると話した。

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