「ハズキルーペ」CMが情報爆発時代に勝つ凄み
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ハズキルーペ。昨年の年末年始くらいからのCM攻勢がすごく、一体いくら使ってるんだろうとか、きちんと売れて回収できているのか、というのが気になっていつも調べるのですがわからず。唯一この記事だけが多少触れていて、広告宣伝費、販促費で100億以上、月間数十万個売れているとのこと。値段は末端で6000円~なので、仮に30万個で卸値が4000円くらいだとすると、年間144億の売上。からくりがわからない
https://www.zakzak.co.jp/smp/eco/news/180724/eco1807240007-s1.html
ちなみにあの商品名連呼のCMは代理店の案を蹴って会長が自ら作ったとのこと。流行りものはすぐ取り入れるソフトバンクのCMでパクられるというのは本物ですねハズキルーペのCMは、ベタでノスタルジックな印象を受ける内容を、敢えてターゲット層であるシニア層が好む仕上がりに徹底したこと。
得てしてクリエイターは新しさや自己満足に走りがちだが、それを抑えていることが素晴らしい。
「広告の本来の目的」を基本にして、その限定された中に新しさやセンスを感じさせることが、本当のクリエイティビティだと思う。誰からも知られていない商品をプロモーションするときには、まず、メーカー名と商品名を覚えてもらうことが重要です。CMが終わった後で、何のCMだっけ?となるのが最悪で、そのCMが誰に向けて作られているかも分かれば最高です。そういった意味では、ターゲットユーザーにメーカー名も商品名も覚えてもらえた訳ですから、大成功ですね。基本を外して、ターゲットユーザーも分からず、商品名も覚えてもらえないCMがいかに多いか。Appleの真似してはいけませんよ。
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