【人工知能】ユヴァル・ノア・ハラリが語る、AIと人類の未来

2018/12/19

人工知能の恩恵と危険性

イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリは、この5年ほどでスター並みの知名度を誇る知識人になった。
2014年の著書『サピエンス全史文明の構造と人類の幸福』(邦訳・河出書房新社)は、石器時代から21世紀までの人類史を俯瞰(ふかん)して、世界的なベストセラーとなった。映画監督リドリー・スコット(『ゲティ家の身代金』『エイリアン』など)が映画化を進めているという話もある。
新著『21世紀のための21の教訓』(仮題)も、移民からナショナリズム、気候変動、人工知能(AI)まで、現代世界の主要問題を検討する野心作となっている。
そんなハラリに、AIの恩恵と危険性について話を聞いた。