サウジ:王子帰国で皇太子進退に臆測「更迭準備」「補佐」
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70代という点で長期的な本命にはなりえないだろう。その意味で、もしアハメド王子が一時的に国王に次ぐ権力者となるのであれば、MBS皇太子がどう処遇されるのかが長期的には重要。
約1年前の記事だが、皇太子となるまでの人事については、①の日経記事が詳しい(帰国するアハメド王子は出ていないが)。サルマン国王が国王となった直後に退位させたムクリン王子は異母弟に対して、アハメド王子は完全な兄弟(②)。まずは直系の甥のナエフ王子(50代)を皇太子とし、その後解任をし副皇太子だったMBSを皇太子とした。
①https://newspicks.com/news/2498733
②http://bit.ly/2PKDjSkサウジのジャーナリスト、カショギが殺害された事件で、恐らく関係があるはずの皇太子の進退に関する憶測が様々出回っている。ポイントはトランプ大統領がこの事件をどう捉えるか、であろう。トランプ大統領は本音はサウジとの関係を持続したいと考えているはずだ。