サウジ記者殺害、捜査で皇太子の潔白証明される=ワリード王子
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注目のコメント
昨年11月のリッツ・カールトンの虜囚で莫大な資産を吐き出すことを余儀なくされたワリード・ビン・タラール王子の発言。こういうのは内容をそのままを事実と受け止めるのではなく、「そう言わなければならない環境にあるのだな」と内情を間接的に推し量る材料になる。まあこういう発言を根拠に「ムハンマド皇太子の王族からの支持は盤石」とか報告しちゃいそうな能天気な情報収集担当部門を抱える国もありますが。。。情報部門とオペレーション部門は分けないといけないですね。
先日に砂漠のダボスでも皇太子とともに姿を見せていたようですが、昨日の実弟釈放の報も合わせて、何か取引でもあったのかと勘ぐりたくなる変貌ぶりです。
ある意味そうでなければ大富豪として生き抜いてはこれなかったのかもしれませんが。
潔白が証明されることになる、という発言は現在国際社会では皇太子に疑惑の目が向けられていることを暗に認めていることになりますが、これはこれで果たしてサウジ国内向けにはどう受け取られるのか微妙です。
余談ですが...
ブラウザで表示すると右カラムに関連企業として「王子ホールディングス」が毎回出てきておかしいのですが(笑福嶋さんもコメントされているが、ちょうど昨日実弟が解放された。
アルワリード王子は元々Citi出資など含めて欧米へのチャネルもある。そこへのメッセージング。
https://newspicks.com/news/3435217
英語報道まで見ていないが、過去に拘束されたことについて「水に流した」という表現は気になる。自分の非は認めていないような表現だと思う。