超売り手市場なのに「事務職志望の女子学生」があぶれる理由
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注目のコメント
問題です。何がって、総合職でバリキャリでワークライフバランスを実現している女性ロールモデルが周りにいないこと。だから消極的になってしまう。
私はロールモデルがいないのには理由があると思っています。それは、ワークとライフをバランス取るなんてなんて不可能だから。だからワークライフインテグレーションという言葉を使うようにしています。無理にバランスを取ろうとせずに、自分が納得できる形でワークも家庭も趣味も全部含めた意味で自分の一つの人生をデザインしていこうと言う考え方です。これについては以前こんな記事を書いて多くの方に共感を頂きました。
こちら。https://gendai.ismedia.jp/articles/-/54764
もちろん考え方だけで現状が変えられるとは思わないけど、本当はやる気も向上心もあるのにその一歩が踏み出せない人が行動を起こすことが出来れば、少しずつポジティブな連鎖反応が生まれるのではないでしょうか?上昇志向って何なのでしょうか。バリキャリ、などとふんわりした言葉でそれっぽく表現し、かつそういう層が特異であるようにみせてしまっているから、未だに色々な誤解をされているような気がします。
単純作業の事務職は、記事にもある通り今後はどんどんテクノロジーに置き換わります。(個人的にはあまりAIとは言いたくない)そもそも事務職、総合職というくくりがなくなると思います。併せて転勤という制度も今後は見直されていくでしょう。
そもそも、仕事を「大変」「辛い」と捉えているのを何とかしたいですね。仕事はとてもクリエイティブで、社会に対して色々なインパクトをだすことができるものです。どう働くか、は自分次第ですが、人生のかなりの時間を占める働く時間をもっとポジティブに捉えてもらいたいなと思います。そう見えないロールモデルが多すぎるのがまた別の問題なのですが。
…ということを言うと、いつも「そういえる人は限られている」と反論を頂くのですが、もちろん日々の仕事には色々な事があるし、楽ではないです。でも面白くすることはできます。まずは小さなことでもなにかやってみませんか?と提案するようにしています。世界のトレンドを見てない人が多いのかなという印象。テクノロジーに代替されるかもしれないという考えが希薄な気がします。自分が希望している職は、どのくらいが代替されそうか。全体のタスクを10と考えた場合、どれくらいが代替されずに存在するか。代替されるものにとって替わる新しいタスクは何か。自分は何を学ぶ必要があるのか考える必要があります。
世界の動きは対岸の火事でも何でもなく、あらゆる面で日本により影響を与えるものと考えます。