LIXILグループ会長激白「私もプロの経営者」 潮田洋一郎氏、私がトップに復帰したワケ
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(藤森さん瀬戸さん共に面識ありませんし、記事もまともに追いかけておらず、印象だけからの無責任発言ですから、予めご容赦を)
会社を牽引する役割を担うのは、局面によって異なります。
ファウンダー、執行者、株主等々。
LIXIL は、数社が合体してできた企業体。
まずは LIXIL とは何かを徹底的に刷り込むべきだったんでしょうね。
ところが、いきなり、MAと機構改革が得意な方に委ねた。
LIXIL である事よりも拡大に主眼が置かれるのは仕方ないでしょう(仮に post merger を丁寧にやっていなかったなら、それ自体は問題ですけどね)。
ますます拡散してしまった状況を引き継いだのが瀬戸さん。
まずは風呂敷を畳みますよね。
で、畳み方で見解の相違が出たと(勿論、思想的相違でなく、経営技術的にアウトだったかもしれませんから真の理由はわかりません)。
瀬戸「あなたがまた(社長を)やりたい時は言ってください」。
そりゃそうなるわ。だって、言語化されていないツボなんてわかんないもんね。
コーポレートガバナンスの観点で言えば、各々に責任があり、潮田さんだけ別格なのは問題ですね。
しかし、LIXIL を定義し、文化を浸透させなければ前に進めないでしょうから、今はファウンダーが指揮を執るのが正しいと思います。
注目のコメント
2018年のヤバイ経営者インタビュー大賞は下記で決まりだと思っていましたが、ここにきて強力な対抗馬があらわれました。
https://newspicks.com/news/3224869/
三菱自動車はいちいちつっこまずには読み進めれない爆発力があり、LIXILはじわじわくる味わい深さがあり、甲乙つけがたいです。
そういう意味では僕もプロピッカーといえばプロピッカーなのかもしれない。失敗の原因として、純粋持ち株会社と事業会社のトップを同一にしたことを挙げられている。もしそれが原因だとしたら、その構造を作って、変えなかったのは、藤森氏を採用し、またその後その構造を変えずに瀬戸氏を採用した潮田氏の責任ではないだろうか?おまけに取締役会議長とボードのトップなわけで。
特に瀬戸氏がハンズオンなことは、そもそも起業したこと含めて採用前から分かっていたのではないだろうか。だったらなおのこと、ガバナンスとしてその時点で持ち株会社のトップと事業会社のトップを分けて、事業会社のトップとして招聘すればよいわけで。
その責任について触れずに色々話されていて、なんだかなぁと感じるインタビュー。瀬戸さんと経営方針の違いがあった、とあるが、それを擦り合わせせずに売上1.7兆円グループ会社多数の会社の社長に任命しておいて、「私もプロの経営者」というのはなんなんでしょうか。