青山ブックセンター六本木店の跡地に新たな書店 12月オープン
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注目のコメント
おお!これは美味い!元々この場所はヒルズへの導線で
カフェ難民の多いエリアだからブックカフェは採算とれそう
ABCさんの強みは、書店員さんのキュレーション力だったから別会社とはいえ、もどってきてくれたらなぁ
場の力は残れど人の力が散逸してしまうのが残念
いずれにしてもこうやって継承いただけること感謝
本屋が育ててくれる力 みんなで支えようまだABCがあった頃、徒歩1分の場所には駅直結のあおい書店がありました。ABCの入口にはアートデザイン系が多いのに対し、あおい書店は関東連合関連の本が沢山並んでいるなど、これはこれで六本木のある一面を示していたように気がして、両書店のコントラストが嫌いではありませんでした。現在あおい書店の跡地にはブックファーストができましたが、ここはABCとあおい書店の中間色というかより中庸な品揃えになりました。
現在のセレクト書店の流れはおおよそ以下の2つに大別されます。
京都一乗寺の恵文社に代表されるアート人文科学系中心で形成される系譜。TSUTAYA書店六本木ヒルズに代表されるアートデザインに加え、ビジネス、ダイエット、英会話など現世利益本を配置する流れ。
現在は後者優勢で前者は在来種のメダカやタンポポのように数が減っているように思います。最近ではB&Bのように書店+イベントスペース+ビールなど、「第三の道」を選択するところも増えてきています。ただTSUTAYA書店も併設のスタバのフランチャイズの利益によるところが大きいと聞きますし、六本木や代官山店は「第三の道」寄りなのかもしれません。
いずれにしても新生ABCの完成が楽しみです。青山ブックセンター六本木店は足繁く通いました。店内に入った瞬間の吹き抜けと階段が醸し出す期待感、絶妙に狭い通り道、そして並べられている書籍のセンスが好きでした。人々の愛着を得ている書店の跡地に文喫、是非増えていってほしいです。