携帯大手が自前主義捨て基地局をシェア?「5G」めぐる大量増設で
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これはいわゆる「タワー事業者」というものなのですが、海外のタワー事業者は「鉄塔」だけでなく、設備も含めて周波数ごとシェアしていることもあります。
個人的には、5Gの割り当てについては「MVNO専用タワー事業者」を募り、そこに1社新規で周波数を割り当て、MVNOはキャリアから借りるのではなくタワー事業者に借りる、という方法もアリだと考えています。
MVNOは既存キャリアの「高コストな設備」を借りているため、採算を合わせるためにはある程度品質を落とさざるを得ず、「安かろう悪かろう」になりがちです。
国策としてMVNO専用割り当てを作りシェアしてコストを下げることで、既存キャリアを十分脅かす存在になると考えますし、そうなると料金面・速度面含めた競争力が高まると感じます。
記事にあるような鉄塔のシェアだけだと、日本においてはすでに鉄塔型の大型基地局の置局はほぼ完成系に近いため、3キャリアの利用意向はそれほど高くなさそう。仮にルーラルエリアでも5G高周波数帯の関連で追加局が必要な場合、JTOWERを使うよりはキャリア間の相互利用提携の方がコストメリットが高そうな気がします。
都市型のマンション屋上などは5Gにおいて今後もかなり数は増やさないといけないですが、小型基地局のため元々の設置コストが低いですしね。ヨーロッパとかは一部地域で基地局シェアしてるので、過疎地域などでは共通の基地局を使っています。都市部は過密なので、独自の基地局でキャパシティを確保していると思います。日本は総務省が認めていない?ので…負担は国民にきますね。
基地局にかかる固定費を一社ではなく複数社で薄められるのだから、経済合理性は高い。
また併せてREITのような税制控除スキームがあると一層コスト競争力があがる(米国はそれが出来て、American Towerなどがある)。
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