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北海道に日本初の宇宙港構想 好条件生かし「北の種子島」目指す

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注目のコメント

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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    ロケット打ち上げは地理的要因に大きく左右されます。具体的には以下の3つ。
    ①東、南、北のいづれかの方角に大きくひらけていること
    ②①が満たされた上で、できるだけ緯度が低いほうが有利
    ③漁業など他の産業と干渉しない

    ①は絶対に必要な条件。ロケットは基本的に東向きに打ちます。地球の自転方向と同じなので、そのほうが少ない加速で宇宙速度に達することができるから。加えて太陽同期軌道など北極と南極の近くを通るような「縦」の軌道、すなわち極軌道も、地球観測、偵察、GPSなどで有用。この場合は北または南打ち(どちらでもいい)になります。西には普通は打ちません。地球の自転に逆らうので。

    そういう目で見ると、日本列島は基本的に東と南がひらけているので、打ち上げ基地を作るのに非常に適した場所なのです。2方向に開けた適地は、実はそうそうありません。

    アメリカはなぜ、フロリダとカリフォルニアの2箇所に発射場があるかというと、フロリダは東、カリフォルニアは南にしか打てないから。

    ヨーロッパの宇宙港は、ヨーロッパでではなく、南米のフランス領ギアナにあります。ヨーロッパ本土は西に向いているので適地が少ない。ギアナは東と北に開けているうえに緯度も低い。実はここが地球上最強の打ち上げ地に近い。だから最近はロシアのソユーズもギアナから打ち上げられていたりします。

    中国やロシアは広大な砂漠や無人地帯があるので、それを海のかわりに使っています。

    北朝鮮や韓国もロケットを打ち上げていますが、

    ----

    うぎゃー〜ーーーー、超詳しく書いたら字数制限を大幅オーバー。。。。削るの勿体無いので、続きのコメントはブログに載せました:
    http://hiroono.com/ja/2018/10/27/%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E6%89%93%E3%81%A1%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%81%AE%E9%81%A9%E5%9C%B0%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/

    NPに要望!!Twitterみたいにタイプ中に字数が表示される機能が欲しいです!!


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    Interstellar Technologies K.K. Founder

    小野さんのブログでほぼ網羅されてます。付け加えると、漁協との関係はそんなに単純ではなく、大樹漁協、広尾漁協、大津漁協、釧路機船など大樹町沖合で操業する漁協によって立ち位置が違います。それぞれ漁の方法も時期も違います。きめ細やかな対応が必要になります。あと天候も別の人が指摘されてますが、これはその通り。夏場の朝晩は霧が凄いですがこれは実質的にはあまり問題ない。冬場も晴れている日が多く晴天率も全国トップレベルです。あとは監視船が沖合が荒れてることが多く出せない日があるのが現状は問題ですが、これも航空機での監視にすれば問題なし。静止衛星の打ち上げ以外はここは日本、いや世界でも有数の射場といえる。日本は製造プロセスも国内で完結していて問題は少ない。スペースプレーンは微妙。


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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    大樹町多目的航空公園は良いところですよ.私も何度も行ってます.許可を得れば,滑走路内に比較的自由に入れます.1000mの滑走路があまりにも気持ちが良かったので,車で入って,急加速(0-100km/h加速)をやってみたり,急ブレーキをかけてみたり...
    20年くらい前にオープンし,JAXAなどが協定を結んで飛行実験を行ってきました.手前に赤白の縞模様の格納庫がありますが,ここはJAXAなどが15年くらい前に進めていた成層圏プラットフォーム
    http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h15/html/F3802900.html
    の飛行船の巨大な格納庫.JAXAなどは実験用航空機や無人機の試験を行っています.科学観測用大気球も定期的にここから打ち上げられています.写真の奥の海沿いにポツンと建屋があるのが分かるでしょうか?これがインターステラテクノロジズ,いわゆる,ホリエモンロケットの射場です.元々,防衛庁の航空エンジンのテストサイトがありました.記事にあるように宇宙港の構想がありました.日本版スペースシャトルの着陸場ということで整備が始まり,現在は北海道を中心とした大学,機関が飛行試験に利用しています.以下のコメントを参照.
    https://newspicks.com/news/3269274?ref=user_2112738
    このコメントでも書きましたが,HASTIC(北海道宇宙科学技術創成センター)が北海道での宇宙開発の盛り上げの原動力になっています.このHASTICを立ち上げたのが秋葉鐐二郎先生.秋葉先生は日本の宇宙開発のカリスマの一人.東大で「日本の宇宙開発の父」と言われる糸川博士に仕え,文部省宇宙科学研究所教授から所長まで務めました.専門はロケット工学ですが,特に有翼の宇宙往還機,スペースプレーンの研究に取り組んでいました.宇宙研定年後,1996年に北海道工業大学教授になります.ここで,北海道と宇宙開発,宇宙研(今のJAXA),そして大樹町が繋がりました.秋葉先生はHASTICを北海道で設立.あとは本記事の通りです.


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