［東京 ２６日 ロイター］ - オリックス<8591.T>は２６日、大京<8840.T>に株式公開買い付け（ＴＯＢ）を実施すると発表した。オリックスは間接保有分も含め大京株の６７．９５％を保有しており、ＴＯＢで完全子会社化を目指す。１株２９７０円で、買い付け期間は１０月２９日から１２月１０日まで。
オリックスが大京にＴＯＢ、完全子会社化へ 1株2970円
Reuters
2018/10/26
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注目のコメント
大京＝ライオンズマンション。本日の終値2396円に対して24％のプレミアム、既にオリックスが66.7％保有しており、実際の金銭部分は約770億円の予定。
リリースに詳しいが、大京がバブル崩壊後の経営危機の際に2004年にスポンサートとなったことからオリックスが株主となり、その後2014年に連結子会社となった。
ただ、独自に意思決定をそれぞれ行っていてシナジーが不十分という認識を会社はしており、そこの連携を深めるといった点が目的。
気になるのは過去4日間の出来高がやけに増えていること。10月23日に自己株取得完了のリリースを出しているが、その前の10月2日の時点でもある程度進捗はしていて、そんなに反応するほどでもないと思う…インサイダーがなければいいが…先日のKDDIとJパワーのエナリスへのTOBも不自然な取引量があったばかり（下記）。
https://newspicks.com/news/3231922大京は何度か大赤字を出していますが、2009年3月を最後に着実に利益を出しています。管理と開発の収益バランスも悪くないと思います。
もともとオリックスの連結子会社であったことから、オリックスの完全子会社後にビジネス上目に見えるマイナス要因は少ないと想像されます。一方、親子上場の解消やオリックスの不動産事業とのシナジー追求という点でプラス面は考えられるものの、その先何が見えるのかというあたりをもう少し知りたい気がします。
人口動態と景気動向を冷静に見据えて、コスト面、仕入面でまずは守りを固める狙いを感じてしまいました。オリックスがもう少し不動産テックでプレゼンスを示してくれると、また違った展開が見えると思います。ここ数日、株価が強かったのは、このせいか…
なんとも分かりやすいインサイダー
材料もなく割高という理由で空売りした人を嘲笑うようなインサイダー。
クラリオンも同じような動き…
いい加減にしてほしい。
