ペッパー君さようなら 8割超が“もう要らない”
コメント
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長期視点に立った「キャラクター」としての運用のノウハウが必要なのではないでしょうか。
登場時のインパクト以降、話題性が換気できていないことが残念ですね。ソフトウェアの内容やロボットとしての外見的なデザインのアップデートを含め、会いに行くのが楽しみになるような運用が必要ですよね。
Pepper君に足りていないのは、彼は何者で、なぜそこにいて、何を成し遂げたいと思っているのか、という設定とストーリーじゃないかと思うのです。ソフトウェアの面では、毎週新しいイベントでお客様をおもてなしするモバイルゲームのノウハウが1番近いような気がします。でも、多分それだけではダメで、おそらく週刊マンガ雑誌やテレビドラマなど、キャラクターとストーリーの継続的な運用の計画が大事なのだと思うのです。
ソフトバンクが、自社を代表するキャラクターとしてPepper君をしっかり育てていこうとしているかどうかもポイントですよね。技術力を売りにしているソフトバンクのイメージをアピールするキャラクターとしては最適で、白戸家のCMでは表現しきれない側面を担える気もします。キャラクターは子供と一緒で、どれだけ手間をかけて育ててあげるかです。
現状は「人気はないが認知度は高い」という位置付けですが、初めて身近になったロボットという価値は、極めて高いと思うのです。マーベルだって廃れたキャラクターを現代風にリブートして運用しているだけです。愛をもって運用すれば最高のキャラクターにできるはず。ご自身のキャラクター価値を最高に高められた孫さんなら、Pepper君のリブートも不可能ではない気がします。
注目のコメント
日本は誰かがリスクを取って、新しいことに挑戦しないと変わらないダメな側面がある。
Pepperはもちろん機能的に未完成なところがあったが、小売、サービス業を中心にアナログな販売環境にテクノロジーの導入を検討する良いきっかけとなった。
日本は事例が出ればあとは比較的早いから、ここからSBだけでなく、ベンチャーや外資も含めて、アナログな販売、接客環境へのテクノロジー導入を進めていくべき。
少し早いけど、Pepperくん、お疲れ様。「なぜPepperを見かけても、多くの人がスルーしていくのか」
この問いは、ロボットが人間社会に溶け込めるか否かにおいてとても重要な問いだと思います。
正直契約の更新状況は散々な結果でしたが、この経験を活かすことで、より良いプロダクトを世に出してきて欲しい。
「さようなら」ではなく「ありがとう、ペッパー君」と言えるように。