【インアゴーラ翁】いま中国では「リアル店舗」が熱い

2018/10/23

ネット集客の「限界」

──過去には中国人といえば「爆買い」のイメージでしたが、現在は越境ECを通して、より成熟したショッピングを求めるようになっています。
越境ECとは、海外メーカーの商品を、海外ラベルのまま、個人輸入という手法を通して買うことですよね。中国では過去3年間で、こうした越境ECのサービスはとても普及しました。
少なくとも一級都市、二級都市と呼ばれる大都市に住んでいるホワイトカラーの人々にとって、これは日常的な買い物の手段になっています。
その上で越境ECのサービスを展開してきたインターネット企業が、リアル店舗を作り始めているのが最近のトレンドです。