世界シェア5割を超えるTHKが動いた!ドコモとシスコと組むインパクト
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工場などのIoTにおいてセンサーやゲートウェイ機器を設置する際にLANケーブルや電源などのワイヤリングにかかるコストは実にインテグレーション費用の40〜50%を占めます。ノイズが多い環境でない限りはこのコストが導入障壁になっている事も多々あります。
THKは、FANUCとも組んでセキュアにデータをアップロードさせる実績を持つシスコのルーターとドコモの回線をセットにして、置くだけでセンシングデータが上がってきて故障予知につながる "サービス" を提供するわけです。
機構部品メーカーが設備機械メーカーを超えて顧客にサービス提供するのは異例のことと言えそうですが、当初は既存出荷品に対してのレトロフィット型で対応し、いずれは設備機械メーカーにデフォルト採用してもらうことになるでしょう。THKは部品メーカー。工作機械や半導体製造装置のなかで、精緻に動かすための直動部品の世界最大手。
八子さんがコメントされているように、『機構部品メーカーが設備機械メーカーを超えて顧客にサービス提供するのは異例』だと思う。顧客としては、直動部分だけでなく機械全体の動きを知りたいとも思う。
一方で、できるところからはじまるとか、そこで実績ができることを狙っているとも思う。機械メーカーにCisco・ドコモも売り込みたいだろうし、そこが上手くいけばTHKのデータを直接ではなく機械経由でほかの情報と統合して送っていくことも可能。
CEATECを昨日見に行ったのだが、IoT関連の展示は多かった。要素としてはセンシング、一方でインテグレーションはコンセプトから実際のプラットフォームまで色々なレベルがあった。一方で色々あって、なかなかどれを使えばいいか、あとは実際どれだけインテグレーションが容易にできるのか、そこらへんが課題のフェーズという印象(実際に行われている皆様のご意見も伺いたい!)。ドコモの中の人です。
お客様がIoTの本来の価値であるデータの活用に注力できるよう、かんたん、安心、初期投資なしのフルマネージドサービスをグローバルで提供していきます!
THKさん特設サイトの動画がとても素敵なのでぜひ見てみてください。
http://www.thk.com/omniedge/jp/