大ピンチ! 巨象・パナソニックを追い詰める「中国企業」の正体
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注目のコメント
CATLは前身があるので厳密には創業6年ではないが、短期間で大きく伸びたのは事実。
そして、それは技術うんぬんという話ではなく、中国というマーケットと経営の力である。
この記事の1000人計画など、そもそも世界は今ビジョンと確かな実行力を持つ経営層がいれば、資金調達も技術者も集められる時代。
今の日本は技術で遅れているなどの批評は表に見えていることを指しているだけで本質ではない。
一番のキモは、世界の経営の仕方に、日本の多くの企業がついていけていないということである。
それを根本的に変えない限り、本当の躍進は難しい。寧徳時代(CATL)については私も何度か書いた。
技術の開発能力を見てみると、パナソニックのほうが優れていると感じる。
ただし、資本の集め方、パートナーの集め方などを見ると、
CATLは一枚上かも。
モノづくりよりも市場の開拓に相当力を入れる、これは中国企業の特徴かも。
その急速にパートナーを獲得する力、パナソニックはどのぐらい持つか、そこは懸念する。
技術能力はパナソニックは対応できる。
これから継続的に設備投資する勇気、パナソニックは少々慎重、
友人を集める力、パンソニックはあまりにも日本的。記事では、『日本のお家芸と呼ばれる電池領域で、優秀なエンジニアを大量にヘッドハンティングしたから、開発で日本を追い抜かした』という主旨のロジックを説明していると思います。
しかし、その中に日本人エンジニアが1人もいないこと、そして、パナソニックが開発の遅れを巻き返そうと研究に励んでいるにも関わらず、技術がまだ完成出来ていないことを考えると、これは大変ヤバイ局面に立たされているなと…。
PS陳さんが言及されているように、本来は、市場開拓力が強いのが中国企業、研究開発に優れているのが日本企業という、それぞれの長短があったにも関わらず、研究開発すらも勝てなくなってきたのであれば、パナソニックは既に、相当厳しい局面まで追いやられているということですね。