[15日 ロイター] - 米医療機器メーカーのジンマー・バイオメット<ZBH.N>は15日、股関節と膝関節の置換手術を受ける患者の臨床研究でアップル<AAPL.O>と提携すると発表した。

ジンマーのアプリを利用し、術前・術後の患者の心拍数や歩行数、起立時間など基本的な医療データをアップルの「Apple Watch(アップルウオッチ)」や「iPhone(アイフォーン)」を通じて医師に直接送る。

マサチューセッツ、カリフォルニア、コロラド、ミシガン各州などで実施し、最大1万人の患者が参加する可能性がある。

医師は患者が術前・術後に所定の理学療法などをどの程度行っているかモニターすることも可能になる。

アップルは端末の健康管理機能強化に取り組んでおり、9月に発表したアップルウオッチの新製品「シリーズ4」では、不整脈を検知する機能などを備えた。