スタートアップはIPOを目指すべきか? ウーバー初期投資家の答え
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注目のコメント
前職にて6年前にマザーズへの上場を果たし、今は創業者として2回目のIPOに向けて走っている経営者としてコメント。
コレばっかりは絶対解はない。例えるなら「どう生きる人生が幸せか?」ぐらい、人によって答えが異なる問いだと思う。
1つだけ答えがあるとすれば、それは「その会社の未来をどうしたいか?からの逆算によって決めるべき」だろう。
公開し株式市場を活用する事で得られるメリットが、目指す成長や事業の実現に不可欠なら、どんなデメリットを飲み込んででもIPOすべきだし、
逆に、強烈な成長や拡大を目指さずに理想郷を作り上げていくならIPOなんて止めた方が良いに決まっている。
100%で失敗するケースとしては「みんなIPO目指すし、なんとなく儲かりそう&カッコいいからIPOしてみたい」でIPOを目指しちゃうパターン。
これだと、そのあとに待っている株主/株価の洗礼や、四半期決算の重圧に耐えられずにデメリットばかりを実感すると思う。
IPOはあくまでも手段。何をどの時間軸で叶えるか?が大切。考え方が飛びぬけてる。
エンジェル投資家は心がエンジェルじゃないと務まらないんですね。
メモメモ
”挑戦しないことが、私にとっての失敗です。挑戦し、その結果が成功だろうと、失敗だろうと、経験として将来の自分に活きてくる。多くの人は挑戦することを怖がっています。
何もすることなく、ただただ年をとって後悔する人もいる。それが本当の失敗です。いい家族や友達がいて、世界のためにいいことをやろうと努力している人は成功します。
だから、私もいい親、いい友達、いいリーダになるように努力しています。ビジネスでは、挑戦して一生懸命に働くことが大事です。失敗したとき、また立ち直って頑張る。6回失敗しても、7回立ち直って挑戦する。それが何より大切です。”IPOはあくまで手段、全ての企業にとっての最終ゴールである必要は全くないですね。デル・コンピュータが2013年に非上場化した理由も「短期的業績へのプレッシャー回避」のためでした。自社の経営スタンス次第、事業ゴール次第で意志ある決定の有無が重要と感じます。
カラカニスさんの「もっとリスクを取れ!」という警鐘はごもっとも、と思う一方で、スタートアップの「人」と「市場規模」に着目してとにかくスケールを狙うアメリカ、「ビジネスモデル」と「黒字転換」に着目して手堅さの残る日本(この分類もステレオタイプですが、、)のそれぞれメリット・デメリットもあるため、いいところを採り入れつつ日本独自のエコシステムを形成していけばよいと思います。ただ「失敗を許容する文化」は確実に不足している要素。