【ピクサー創業者】名作を生み続ける組織の「4つのルール」
コメント
注目のコメント
ごく一部の天才に頼ってヒットを作るのではなく、良いアイデアを生める環境づくりをする。かつてピクサーでは、大きな長机がある部屋でネタだし会議をやっていたところ、「『重要』な人から順に中心から座っていく」という暗黙の序列ができてしまったため、机を撤去させたそうです。
今回はスラックCEOのバターフィールド氏が完全に黒子に徹して聞き手に回っていますが、彼自身も立ち上げたゲーム会社がうまくいかず、2度ピボットしています。2人の「失敗」への度量の深さを感じられる対談でした。やはりブレイントラストの話が出てきた。エド・キャットムル氏が自身やピクサーの試行錯誤や成功について書いた「ピクサー流 創造するちから」でも触れられている。
ただ、ジョン・ラセター氏への言及がないのは残念。ハラスメントで去ることになったのはとても残念だが、ピクサーやブレイントラストを語る上では欠かせない人物だと思うし、そこでの功績は消えることはないと思う。デリケートな話題ではあるが、個人的にはだからこそ触れて欲しかった。
ちなみに「ピクサー流 想像するちから」は、ここ5年で自分が読んだビジネス書のなかでもトップ5には入る。
読んだことがなく、創造的な組織・文化・仕組みに興味がある方は、超おすすめ。
https://amzn.to/2Cabxrr面白いです!ピクサーの組織づくりは、天才脚本家の橋本忍が『複眼の映像』に書いた「黒澤明のチーム」に似ていると感じます。個人ではなく組織がいかにして「継続的に創造性を発揮し続けるか」のプロセスは、結局同じところなのかなと感じました。
天才黒澤明と、橋本忍がいかにプロとして物作りし続けたか、
『複眼の映像』、おススメです。
あと(なんども言っているのですが)岡ゆづは記者の文章は本当にうまいです。