温暖化対策にパラダイムシフト必要、2030年にも1.5度上昇 IPCC報告書
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今年の夏はいよいよ日本でも気候変動の影響が顕在化して来た気がするのですが、なぜか日本のメディアの多くは「異常気象」とは言うのに、それを気候変動と結びつけようとはしませんね。気温上昇もそうですが、それ以外にも台風が大型化したり、頻度が増したり、冬も寒さが厳しくなったり… 気候がこれまでと大きく異なってくるのが気候変動の怖さであり、今以上に進めば私たちの普通の生活が続かなくなるといことを、なぜもっとメディアは報じないのでしょうか。そして国民だけでなく企業もまだ無関心のところが多く、そうやっているうちに影響は大きく、そして後戻りできなくなってしまうのです。
パラダイムシフトのためには、まず認識を新たにする必要があります。このまま見ないふりをしていても、事態は悪化するのみです。今回のIPCCの報告も衝撃的ですが、2度未満はもはや無理という論文すら出されています。今以上の切迫感で緩和策を講じると同時に、ここまで来たら適応策も真剣に考えなくてはいけません。気候変動そのものは世界的に進行しますが、適応策は出来ていないところがより大きな被害を受けます。