【Google人事部長】グーグルが社員に期待する4つの要件

2018/10/15
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたちが、時代を切り取るテーマについて見解を述べる連載「イノベーターズ・トーク」。
第159回(全5回)は、グーグル人事部長の谷本美穂氏が登場する。
グーグルのHR(人材マネジメント)というと、イノベーションの源泉と言われる20%ルール(職務外のやりたいプロジェクト)を始め、ムーンショットとも言われる高い目標設定、社員講師による社内教育制度、権限移譲など、数々のイノベーションを生む革新的な人事制度の先駆けとして有名だ。
世界各国で「最高の職場」として多くの賞も受賞しているが、そんなグーグルの人事制度を設計したラズロ・ボック元副社長が2015年に出版した『ワーク・ルールズ!』は日本でもベストセラーを記録。
グーグルの人事制度はデータ分析によって常にアップデートされているというが、実際のところ革新的なサービスを生み出す人材マネジメントの仕組みとは、現状ではどうなっているのか。
今年、GEジャパン執行役員人事部長から、グーグル日本法人の人事部長に転身した谷本美穂氏に、グーグルの求める人材、採用の仕組み、カルチャー、働き方などについて最新事情を聞いてみた──。