世界でM&A活況、1~9月は最高の370兆円
日本経済新聞
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注目のコメント
--背景には案件の大型化がある。グローバル展開の強化へ国際的な買収が増えたほか、新興勢力と対抗するための巨大な再編が米国を中心に相次ぎ、全体を押し上げた。--
大型化は背景ではないですよね、傾向です。
背景として本質的に最も顕著な事は、過剰流動性でしょう。
件数や、被買収会社の収益規模等もあわせて見ればその点が明らかになると思います。
傾向としては未上場企業の資金調達も一緒です。毎年のように過去最高を更新しているがこの数年で異次元の成長を示している根本要因のひとつは過剰流動性です。アドバイザーにとっても市場が盛り上がるのはよいことではありますが、過熱気味な市場でROIが微妙な高値づかみが増えてしまうと宜しくないので、その後の事業を見据えたトランザクションがさらに重要になると考えております。