【発見】免疫を活性化させる「11/19-B1乳酸菌」
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注目のコメント
著名な素晴らしい方々のコメント、NPのオリジナル記事のようですので、少し心苦しいですが、補足させてください。
記事では「エビデンス」という言葉が少し乱用されてしまっているように感じます。エビデンスがある、ない、ではなくて、その質まで考えることが、とても大切です。実験が行われれば、なんでも「エビデンスがある」ことにはなります。でもだからといって目の前の人にその結果が当てはめられる確率が高いわけではないのです。
どんな質のどんな研究がどんな数のどんな対象に行われたか。そして同様の研究が他にどのぐらい行われているか。その違いにより、一言で「エビデンス」と言っても天と地ほどの差があります。研究をされたことも結果を出されたことも、全てとても素晴らしいことです。しかし、それを目の前の人に、読者の方に当てはめられるかどうかは全く別問題。残念ながら、基礎研究の結果は、そこにたどり着くのに、まだだいぶ距離があります。そこからまた次の研究、さらに次の研究とつながって、やっと皆様のもとに安全にたどり着くのです。
そんなことをしっかり理解した上で、これまで行われてきた研究結果をかき集めて、丁寧に吟味して、その人にとって何が最適かを考える、それがエビデンスに基づいた医療だと考えています。新しく発見された乳酸菌について、堀江さんと東大名誉教授の関水さんとの対談です。
研究のきっかけは10年前、昆虫のカイコの自然免疫が人間と共通していると発見され、それなら人間に役立つ食品を作れるのではないかと考えたことでした。
毎日乳酸菌飲料は飲んでいますが、これから年末の繁忙期に向けて、インフルエンザには絶対に感染したくない私にとって、免疫力が活性化する可能性が高い乳酸菌があるなら積極的に摂り入れたい!
かつて、高専で生物や微生物を専攻していた私にとって、とても楽しい取材でした。