ファーウェイ、SIMフリースマホ「HUAWEI nova 3」を発表--MVNOとの協調姿勢を鮮明に
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Huawei Nova3が発表されました。私も発表会を取材しました。
現在販売されている中では最上級のSoCであるKirin970を積んで5万4800円(税抜)。お得感があります。インカメラもダブルレンズなのでセルフィー向けではP20Proを上回る部分も。
日本のSIMフリー市場は「中高年がメイン」。ビンボーな若者ですが、高性能なスマホが欲しいし、頭金さえ抑えられれば月々の支払いが高くても我慢する、と。で、スマホにあんまりお金をかけたくない中高年がSIMフリーの主要顧客になっています。
そこで登場した、若人にもSIMフリーを使って欲しいという戦略機がNova3。触った感触として全面ベゼルがさらに大きくなっているほか、驚異的な軽さを実現。バックカバーの塗装もすばらしい美しさでよくできています。
ただそれでも売れるかどうかは別のお話。総務省が音頭を取る端末代と通信料の分離がどこまで実現するかにかかっている。ファーウェイデバイスの呉波・日韓リージョンプレジデントもそうお話しされていました。携帯代金高い論調に合わせてこの早い打ち手。中国企業らしい。時流は大事。
中国ではSIMフリー当たり前なので、何のことはない、あえて「SIMフリー特集」と名前を打って、それで儲かる人たち集めて話させるだけ。
そういう意味で企画(主にタイミングの速さ)と見せ方めちゃうまい。ファーウェーの販売台数、経済性を考えると、これからますます売れると思う。
同じくウォッチがあり、Padもある。
一度使うとやはり相当魅力を感じる。
問題はアメリカが本当にファーウェーをつぶそうと思って、半導体部品を提供しんくなると、その翌日からファーウェーは消えるかも。
リスクはやはり大きい。