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本庶佑氏にノーベル医学生理学賞 新しいがん治療法を開発

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    再生医療・幹細胞生物学研究者

    Dr. James P Allisonと本庶先生がノーベル医学生理学賞共同受賞。
    受賞は間違いないとされてましたが、既に実際に臨床でも利用されていて、人類の役に立つ発見に賞を出すノーベル賞に文句無しです。
    免疫細胞を抑制するシステム(免疫チェックポイント)を阻害する事によって、がん治療を行うブレイクスルーの発見です。
    いずれの先生も免疫細胞上に出る異なるスイッチ(CTLA-4の機能の証明, PD-1分子の同定)をそれぞれ最初に発見しました。

    今回の免疫チェックポイント阻害によるがん治療の開発は、今や世界で数え切れないほどの阻害薬が組合せで臨床試験が走っていて、その中でもanti-CTLA-4 x anti-PD-1 の組み合わせが最も優れた臨床成績を納めていることがこのお二方の共同受賞を際立たせています。今後は更に「免疫チェックポイント阻害」と「遺伝子改変免疫細胞療法」の組み合わせも(一般にも)メジャーになる事間違いありません。

    それぞれの1990年代における最初の発見から、本日、数年前でも数年後でもない今年。
    評議会は本当にタイミングと言うものを良くわかっていると思います。
    このタイミングでドライブする研究が沢山あるでしょう。実際にこの分野ど真ん中の者にとっては本当に心強く、心から嬉しい受賞です。

    発表後すぐにラボで撮られた写真からは皆さんの喜びが伝わってきます。
    https://twitter.com/NobelPrize/status/1046697841509498883?s=20

    書きたいことが山ほどありますが、本当におめでとうございます!

    正式な受賞理由 Science backgraund: "Discovery of cancer therapy by inhibition of negative immune regulation"
    https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2018/advanced-information/


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    抗がん剤はこれまで、がんの増殖が早いことに着目して、その増殖を止めたり、断ち切ることで有効性を発揮する薬剤が多く開発されてきました。しかし、このPD-1の発見により、がんの免疫逃避機構(がんが免疫に攻撃されない仕組み)が着目されるようになり、がんを免疫力を生かして破壊する新しい機序の治療薬開発につながりました。これはがん治療の世界を180度変えるほどの開発となり、第一に治療が困難だった皮膚がん、悪性黒色腫に試験され、劇的に有効性を示す結果を得ました。そしていまや多くの悪性腫瘍に有効な治療法であることがわかっており、今なお数多くの臨床試験が行われています。

    がん治療はまだまだ発展途上ですので、現在頑張っている世界の若手研究者も本庶佑先生に続き大発見をされることを願っています。そのための勇気を与えてくれるような受賞になったと思います。


  • サイエンスライター

    具体的な内容は3年前の未来館ブログの予想がほぼその通りなので、こちらを読むとより理解できます。

    2015年ノーベル生理学・医学賞を予想する① 免疫制御の分子の発見とがん治療への応用 | 科学コミュニケーターブログ
    http://blog.miraikan.jst.go.jp/topics/201509162015-2.html


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