「旭日旗」掲揚自粛、日本は断固拒否 海自「要請は非常識」
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韓国の要求が不適当であることは言うまでもありません。国籍を示す旗を掲揚しないで航行すれば、国際法上、「軍隊」として認められず、その権利も認められません。国際法では、いずれの国の軍隊であるかを明示することが、正規軍と認める要件の一つになっているのです。
自衛官旗は、日本の海上自衛隊の艦艇であることを示すものですから、これを掲揚しないで航行すれば、正規軍ではなく、単なる武装勢力として扱われるということになります。海上自衛隊が、そして日本が受け入れられるはずはありません。
しかし、「困難な政治問題があっても軍事交流には持ち込まないのが国際的な共通認識」という表現は、正確でないかもしれません。軍事力は、国の対外政策の一部として用いられることもあるからです。
もちろん、現在の国際社会では自国防衛以外に軍事力を行使することを禁じられています。不当に平和を乱す国に対して、その他の国々が制裁を課す枠組みを集団安全保障と言い、国連はそれを具現化する枠組みです。
しかし、自ら軍事力を行使することが許されなくとも、国際秩序を乱す可能性のある国に対して、軍事力を示して政治的メッセージを送ることは現在でも行われています。実際に国際秩序を乱したら、軍事力を行使してでもそれを阻止する、という意思を伝えるのです。
さらに、軍事交流を中断することによって、相手国に対する抗議の意を示すということも行われます。軍事力は、実際の戦闘を行わなくとも、国際政治の中で意思表示の道具として利用されているのです。
しかし、日本と韓国は、同じ米国の同盟国であり、友好国の関係にあります。だからこそ問題になるのです。韓国の日本に対するこのような要求は、日本との良好な関係を破棄するという意思表示として捉えられかねません。現に、日本側は不快感を示しています。
特に、北朝鮮の核・ミサイル開発問題への対応を始め、地域の安定を図るために日米韓の協力が必要だと認識されているこの時期においては、考えられないことです。その意味において、韓国の要求は、国際的な共通認識から外れていると言えるかもしれません。ジミー大西氏が石破茂議員との対談コントで、戦艦長門に旭日旗が付いているのを見て、「この船の名前は、朝日新聞号！」と言ったのを思い出しました・・。
ともあれ、過去の日韓併合の話を持ち出す前に、韓国は現在進行形で日本に対して行っている領土侵略を直ちに止めるべきですね。
追記：
満田さん
あれですかね、護衛艦の旭日旗は悪い旗、朝日新聞の旗は良い旗、とか・・元々は2011年に開催されたサッカーアジアカップ日韓戦でのキ・ソンヨンの日本人侮蔑目的の猿真似パフォーマンスの、キ・ソンヨン自身による嘘の言い訳から始まった韓国の一方的な言いがかりであり、それ以前は全く騒いでいなかったというのが現実。
韓国人自身が作り上げた仮想敵視対象であり、日本がわざわざ韓国人の被害妄想の既成事実化の手助けをする必要は皆無と考えます。
