トヨタが描く自動運転技術の未来、主役はあくまでドライバー
Bloomberg.com
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注目のコメント
トヨタの自動運転に対する取り組みをまとめた読み物です。トヨタの本音がタイトル通りなのかはわかりません。単なるドライバーアシストではなくサービス化を見据えていないはずはないが、単独での難しさがあるのでアンテナを張っていると私は好意的に推察しています。
ドライバーが完全に必要ない自動車が走るようになれば、個人で自動車を所有する必要がなくなるため、自動車の販売量は激減する。よって、無人運転車をトヨタとして推進することは自らの首をしめることになるため、消去法としてもない。
また、そのような無人運転車は、できるだけたくさんの人を乗せられるよう車体の大型化、箱形化が進むだろうから、個人の嗜好品としての自動車は必ず残る。
よって、自動運転社会が来ようとも無人運転社会が来ようとも、トヨタの取りうる選択肢は、自動運転車の開発しかないのだろう。記事の内容よりも、こちらのコメントで「自動運転」に対して皆様がわりと楽観的なのにちょっと驚いています。現場技術者たちが、ビジョン解析技術がコストが高い、バイアスが多くて面倒、などと苦労しているのを先日会議で聞いたばかりなので。
プライバシーや人命への配慮、既存大企業の雇用への配慮などをあまりしなくてよい、「テクノ・ユティリタリアン」な政策をとる中国で、この種の技術が先行するのは、もう仕方ないんだろうなー、どんどんやってもらえばいいんじゃないかなー、などと最近思うようになっています。