Zaif、不正アクセスでビットコインなど約67億円相当流出
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テックビューロ社運営の取引所、Zaifがクラッキングの被害にあった模様。
流出にあった暗号通貨と数量は以下の通り。
・BTC 5966
・MONA ???
・BCH ???
合計67億円相当。
(うち顧客預かり資産が45億円、Zaif資産が22億円)
テックビューロ側はフィスコ社との提携を踏まえ、顧客資産の補填を行う見込みです。
モナコインは51%attack耐性を施したコアの改良が行われたばかりでしたが、このタイミングで流出事件とは。
またZaifは取引所のシステムをOEMの形にして、他社に提供していました。このOEMを用いていたフィスコ社は既にカイカ社のシステムに切り替えているとし、安全性をアピールする一方で、本件への技術協力・資本参加による資金面での協力を検討する合意に達している旨発表されています。
関連リンク:
テックビューロ社プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000012906.html
フィスコ社プレスリリース
http://www.fisco.co.jp/uploads/20180920_fisco_pr.pdfアッと驚く。
うーむ、残念なニュースだ…。色々と痛い。行政処分中にこれだと…。
Zaifさんとは東京オフィスが同じ場所にあるから親交はあったし、当社の秘密分散方式を用いるマルチステークIC鍵管理を早く提供できていたら…。
採用されるかどうかは先方のあることだから何とも言えないけど、BTC/BCH/MONA そして、LTCにはすでに対応できていて、これから営業を本格化させようと思っていた矢先に…。
短期的に儲かりそうな投機分野ばっかりじゃなくて、こういう基礎的なセキュリティ分野に、お金もっとしっかり回してよ! > 世の投資家
仮想通貨の署名は、ブロックチェーンの種類が違うと皆それぞれ方式が違って、しかもハードウェアで処理するところは、テストにも莫大な工数がかかるんです。これを、オーガニックな収益からコツコツ作ってたんじゃ間に合わないわけ!
まだまだ対応しないといけないブロックチェーンはたくさんある。
事故が起こってからじゃ、遅いんだよ!!入出金用のホットウォレットでのハッキング。ホットウォレットに数時間の不正アクセスで数十億円分の残高があったということが、依然取引が一定あったこと、もしくはホット・コールドの間の管理バランスが上手くなかったことのどちらかを示唆していると思う。
そして67億円中の顧客資産は45億円で、それを上回る50億円の資本注入で、株式過半をフィスコが取得する見込み。
コインチェックがマネックスに買われた際にはアーンアウト条項があったが、そういったものは今回の場合はあるのだろうか?というのは、有事なかりせば、少なくともこれまでものすごく儲かっていたことが、コインチェックの買収では分かったわけで。
ただ今回資本注入を受けるという点では、Zaifはそこまでもうかっていなかった?コインチェックは約10倍の被害金額ではあったが、その部分については自己資金で補填をした。
フィスコの財務を見ると、50億円というのは一気にかなりのリスクを取った印象。
手許現金は約13億円、有利子負債は約34億円。株主資本比率は17%で、EBITDAでギリギリ黒字、昨年は特別利益で益出しをしてFCFも35億円ほどのプラスではあるが、営業CFでは過去3年マイナスが続いている。
その意味で、50億円という金額を誰から、どうやって調達するのかが気になる。
なお、フィスコと併せて支援するカイカも、ネクスグループを通じてフィスコが昨年まで連結にもっていて、昨年の売却益の一部にもなっているという意味で、一種のフィスコグループでの支援という形。