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コメント
注目のコメント
素晴らしく分かりやすい構成でした。私は文中にあるように「(デジカメはスマホからの)ステップアップではなく、スライド」というのは言い得ていると思います(識者の方は否定されていますが)。だからこそタイトルは「カメラに、スマホへの「勝ち目」はまだあるのか」だとやや二項対立が過ぎるように思います。別にフルサイズミラーレスがスマホに勝つ必要はないのではないでしょうか。
まして今回キヤノン・ニコンが出したものは安いものでも20万台というラインナップであり、狙いは「元々カメラ・写真が好きな層」だと思います(そもそも皆がフルサイズを欲しい訳でもないでしょう)。スマホやインスタといったフレーズよりも違う次元のところにある商品かと思います。「ミラーレスを」「スマホカメラを」という、モノをどうどれだけ売るのかという議論では、既存型はもう立ち行かないだろう。
ファーウェイにとってカメラは、日常生活を豊かに送る1ファンクションでしかなく、同時に5Gとかディスプレイ指紋認証とかチップとか開発してるわけで、その上で新しいタイプの写真を撮れる技術=さらなる楽しみの提供を行っている。それが5Gとかと繋がるわけだから、得られる体験の幅は単体カメラの比ではない。
仮にだが、レディプレイヤーワンのように常時接続の形態がスマホからVRに変わってデジタル側に住むようになれば、全ての視点をログとして保存できてその中から切り取れるようになるので、良い画角や写り込みの奇跡的な組み合わせなどに面白みが移り、自動検出や切り口や処理速度に価値が移行するだろう。その意味で360°カメラはこの世界観に近い。
中国だと、アリババがモバイルペイメント普及のためにバーコードスキャナーをタダで配りまくったことで、スキャナーメーカーが新規開発事業の撤退を余儀なくされたが、そのころスキャナーメーカーが作ろうとしていたのは、「超精度が高く、NFCもBeaconもWifiも入っててディスプレイで広告まで出せるバーコードスキャナー」だった。
こう書くと、読み取りではなくデータ取得とその活用に価値が移行したのにすごくトンチンカンなことをやってるように聞こえるが、既存型カメラメーカーがやっていることはさほど違いがないように見える。
私も撮るのが好きな人なのでなんとか頑張って欲しいが、コト化やデジタル化の本質を捉えないと、もう何とも未来がないように思える。デジタルカメラは、日本のカメラメーカーがトップシェアを誇っています。他の製造業が次々と他国に抜かれる中、カメラは日本の産業の希望ではないかと考え、カメラ特集を企画しました。
しかし、アナリストの道越一郎さんにお話を伺い、そうとも限らないと思いました。
進化し続けるスマートフォンカメラ。特に中国のスマートフォンメーカーのファーウェイは、カメラに有り余る情熱を注いでいます。それに対抗するには、ユーザーの視点に立つことが大切だと、道越さんはおっしゃいます。
ユーザーは、カメラに何を求めているのでしょうか。ぜひ、ご一読ください。