「ファンのため」のエンタメを、自分の責任で届けたい

2018/9/25

プレイヤーが最後まで携わりたい

──柴咲さんが立ち上げた「レトロワグラース」の事業の柱は、エンタメ事業、アパレル、eコマースの3本だと伺っています。
エンタメ事業では、ご自身の音楽活動と、ファンクラブの運営をマネジメントしていくとのことですが、これまでのようにファンクラブの運営を事務所に任せるのではなく、ご自分の会社で手掛けることのメリットとは何でしょう?
柴咲 プレイヤーが管理まで行うというのが、一番風通しの良い状態だからです。
イベントひとつをやるにしても、企画からリリースまで全部自分が携わっているので、知らない部分が少ないんですね。
イベントというものは、それはもう明確に、ファンの方に満足してもらうために作っているものなのに、それが私の要望通りにいかなかったり、「本当はこうしたかったんだけれどここがちょっと至らなかった」ということも、これまでにはあったんです。