リーマン危機から10年、日本企業「株価上昇率」ランキング500
マネー現代
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今までの10年はデフレ経済に乗った形で新興国から商品を安く輸入し、内需に安く提供するというローコストオペレーションに成功した会社か、リアル経済で成熟している既存のビジネスモデルをWebに持ち込んだITが成長してきました。その中で、2ヶ月30万という、ジムとしては異例の高価格帯で成長し、かつIT系でもないライザップは異例と言えます。既にジム業界は充分に成熟していたにもかかわらず、です。これからの10年、日本は労働生産性を上げなければならないので、ローコストオペより、付加価値ビジネスにシフトせざるを得ず、ライザップや星のやのような付加価値ビジネスで成功している会社にこそ、人口減でも成長するための大きなヒントが隠されているかもしれません。
リーマンショック直後は日経平均株価も7,000円程度にまで下落しましたが、現在はその3倍以上の株価になりました。また、東証上場の企業数も約2,400社だったのが現在3,600社を超え、上場企業数は約1.5倍になりました。新たに上場した企業も多く、資本市場はこの10年間で大きく成長したと言えます。
一方で、この間、個人金融資産は約1,500兆円から約1800兆円と1.2倍。資産別シェアでは株式が約6%から11%に、投信信託は3.4%から4.0%に留まっています。この10年間での資産形成においては資本市場の拡大を上手く活かせていないのが現状です。こういうのをしっかり発掘できると楽しい。
ザーッと見る限り、基本的には創業者や中興の祖が経営者であることが多い企業群。
現実、一定投資対象になるのは、時価総額が100億円以上くらいの企業かと思う。その点ではMonotaRO、スタートトゥデイ、リログループあたり。