暗号通貨「世界2位の採掘者」と超高速マシンを冷却する「魔法の素材」
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いろんな話がごっちゃになっててよくわからない記事になっている。
冒頭、コンピュータを石油に沈めていると書かれているが、後半で述べているように実際には3MのNovecというよく知られたフロン系溶剤を使っているようだ。
こうした冷媒を用いた冷却方法は、80年代から広くやられていて、昔は鉱石油に浸ける冷却方法も実際にあったが、最近ではもっぱら3Mのハイドロフルオロエーテル系のNovecか、同じく3Mのフロリナートが使われている。PEZYはフロリナートfc43だった。マイニングに使うスパコンの冷却装置に「魔法の素材」が使われているというお話。
化学には疎いので、新素材についての言及はできませんが、そりゃあ仮想通貨の採掘報酬は莫大と聞きますから、冷却コストが抑えられるならどこへでも行くでしょう、というのは容易に想像はつきます。
ただ冷却コストが「損益分岐点」を下回らせるまでに高くなっていることは知りませんでした。
そしてジョージアという国。
少し調べたら経済成長も著しく、今やEUの包括的自由貿易圏の一部とのことですが、まさか世界2位の採掘拠点を持っているとは。
経済も非常に透明性が高いようで、また自由市場を目指しているため、租税以外の税率はかなり軽減されているとのこと。
これは外国からするとかなり旨味がありそうです。